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くすのき しげのり
小学館
¥ 1,575
(2008-06)
コメント:いろんな人がいろんな気持ちで読めると思います。
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「本の帯コン」と「読書感想文」両方の低学年課題図書。
そして七夕シーズン、ということで今読まずしていつ読もう、みたいな本ですね。
子どもより、先生や親の人が、ドキッ
としたり、シクっ
としたり、ちょっと泣いたり
してしまう絵本だと思います。
いししも、「すんません…」とか胸を押えてしまうクチですが、
ちょっとひねくれているので、ラストにはちょっとうーん、という気持ちがちみっと残るのですが。
さて、では子どもにとってはどうなんでしょう…、失礼ながら、この絵本を読んだ時に、図書室でいつも雷を落としている何人かの子どもの顔が浮かびました。
後で読書ノートの感想をちらっと見たら、「お願いがかなってよかった」という意見がほとんど。
確かに読んでいて、「もうお願いがかなった」のところで、ちょっと安心したような笑い
がこぼれてたものなぁ。
対象は1・2年生だけど、まずは4年生で来てくれたクラスに。
多分、先生やおうちの人に怒られてこの男の子みたいな「○○も悪いのに、ぼくだけ怒られる」感はこのくらいが一番大きいんとちゃうかなぁ。
続いて2年にも読んでみました。「おもしろい話」だという印象のよう。
3年生はフリー参観の時に使ってみました。
ところで、親としてはわりとすぐに くっ
と きやすい気がするけれど、先生方はどうかなぁ。
(って先生はその時間いないことが多いんだけどね!ははは!そりゃ反応もないよね!<やけ笑)貸出が始まったらけっこう
”「おこだでませんように」はどこ?”
という問い合わせが多い。おうちの人とキックスで借りた〜!という子も。おうちの人が読んでるらしい。…ふふふ、けっこうくるでしょう>おうちの人。
今年図書室で七夕やったら、だれか「おこだでませんように」って書いてくれるかしら。
する時にはいつも「あまのがわでおよいでみたい」(ピーマン村の絵本ネタ)を書いている、いししでした。